ナナメから直視する。

フォーク/ロックシンガー ナナメ/nanameの思想と音楽を素直なままに吐き出すブログです。

恋と呼ぶには、穢れすぎてしまったよ。

地球最後の告白を/kemu youtu.be いつか見た夕焼けは あんなにキレイだったのに 恋なんて呼ぶには 穢れすぎてしまったよ こんな詞、どんな生活を送ってきたら書けるんだろう。 サビ後のドラムリズムが、なんとも首を振らせ、 人の感情をエモーショナルにさ…

デジタルの声だからこそ、切ない詞が良く似合う。

サマータイムレコード/じん youtu.be ロボットはプログラムの集合体であり、 そこに人間のようなエモーショナルはない。 これは本当だろうか。 むしろロボットだからこそ、 逆に切ない表現には長けている気がする。 昔懐かしい幸せな風景を想起させるこの曲…

飽きさせない工夫が散りばめられた大名曲。

ヒバナ/DECO*27 youtu.be イントロで持っていかれる、 いわゆる「ボカロック」の大名曲。 曲の完成度が高すぎて、静止画でもずっと聞いていられる。 と言いつつも、透明感溢れるこのイラストも、 切なく傷つくやすい少女の恋模様(歌詞)と重なって 一つの…

金曜夜には。

ロードショー/Age Factory youtu.be 金曜夜には、君と映画を。 イントロで激アツ号泣大失禁。 メロが始まって再び激アツ号泣大失禁。 テレキャス最高。歌声最高。 リズム隊もうまいよね、このバンド。 個人的にアツい歌詞は、 「ハッピーエンドの映画はよそ…

どの楽器も主張している素晴らしい編曲。

コンキスタドールの現実闘争/vivid undress youtu.be 曲を作っていると、各楽器間のぶつかり合いによく遭遇する。 それぞれが良いフレーズを弾いていても、 ぶつかったり煩かったりすると曲全体が台無しだ。 vivid undressはそこらへんの配分がものすごくう…

運命なんてないことをポジティブに捉えられる曲。

記憶について/PELICAN FANCLUB youtu.be 運命はいいわけさ 偶然が全てさ 目に見えないものを信じたい どれだけを歳をとって大人になり、 現実を知っても、 彼らの歌を忘れたくはない。 思い出を一口譲ってよ。

壁はなくなってしまった。

Broken youth/NICO Touches the Walls youtu.be 15年の時を経て、 「さぁ、壁はなくなった!」と、 前向きな姿勢を見せて昨年解散したNICO Touches the Walls。 彼らの活動をまた見れる日はあるのだろうか。 前向きな解散って、割と次はもうないんだよなぁ。

美しく太いロック。

赤煉瓦/sugar/es youtu.be かっこいいガールズロックバンド。 意外とこういう直球なロックしてるガールズバンドって、 そんなに多くない気がする。 みんな一捻り加えている中、 彼女たちだけは余計なものを一切省いたロックそのものを歌っている。

あなたほど世界を美しく見える人はいるだろうか。

強く儚い者たち/Cocco youtu.be 何かに惑わされた時。 世界に絶望した時。 どうしようもない理不尽な壁が立ちはだかった時。 それらは全て、Coccoが慰めてくれる。 同じ、弱い者だから。 けれども、その弱さは強さでもある。 それを教えてくれるから、 Cocc…

元きのこ帝国の歌姫。

面/佐藤千亜妃 youtu.be 私が最も救われたアーティスト。 それはきのこ帝国かもしれない。 それくらい、佐藤千亜妃には思い入れがある。 一時期は「3大鬱バンド」と言われたきのこの曲を書いていた佐藤は、 今では一つ垢抜けて、純粋なラブソングを書くこ…

アイドルだった頃を思い出せない。

棘/山本彩 youtu.be 昭和くさくもあり、現代のロックくさくもあり。 ハードロックかつフォーキーなサウンドが、個人的にどハマり侍です。 レスポール持ってるのもたまらんねえ。 しかしこうした、お顔の整った女性SSWのサポートには、 若くて清涼感ある、で…

心からロックしている、女性SSW。

ゆれるユレル/新山詩織 youtu.be 新山詩織の凄さは、彼女の精神世界の奥深さであるように思う。 一般的な女の子ではなく、独特の世界の捉え方を持っている。 顔もスタイルもよく、アイドル的なアーティストかと最初は思っていたが、 その幻想はすぐに打ち砕…

また、夏が来る。

また明日/藤原さくら youtu.be 最近は気温もグッと上がってきた。 早くも、また夏がやってくる。 しかしいいなぁこのPV。 風景や描き出した日常が追憶的な日本でありながら、 しっかりと藤原さくらの人間性、音楽性を描き出すことに成功している。 藤原さく…

ロックでありながら最高にキャッチーなメロディ。

さよならアイデンティティ/yonige youtu.be キャッチーなメロディが実は最高に好みである。 それでいてエモさも十分すぎる。 女の子に好かれるのはもちろんわかるけれど、 男にも何故か刺さるんだよなぁこりゃ。 やはりロックはある程度普遍的なテーゼを持…

魅力の秘密は考え抜かれたコード進行。

ソーダ/sumika youtu.be sumika。 ロップをポップに奏で、若い層を中心に大人気のバンドであるが、 彼らの魅力はコード進行にあると思う。 歌詞を見ると、切ない内容の曲が多い。 そしてメジャーキーの中で、それに沿うように切なく聞こえさせる コード進行…

爽快ロックに見えて、深い悩みを抱えているバンド。

春が終わる前に/Halo at 四畳半 youtu.be 最近ますますデカくなってきているバンド。 オルタナ特有の疾走感、爆発力。 そして彼ら独自の精神世界が個性的で素晴らしい。 P.S.PVでバンドと全く関係ない女の子出すことよくあるけど、 このくらいの出加減がち…

ブレイクのエモさを存分に味わって。

僕たち/cinema staff youtu.be イントロのブレイクで一気に持っていかれる。 それに加えてギターのジャキジャキ感、 手数の多いドラム、 これぞ、ロックの内省的心情の魅せ方。

tacicaってタイアップ曲作るのうまいよね。

aranami/tacica youtu.be 個人的に、作曲家には2種類のタイプがいるように思う。 自分の中で物語ができたときに作れる人と、 外から物語を持ってくる人。 前者は例えば、振られたり大切な人が亡くなったりした時に曲が浮かぶタイプ。 後者は例えば、映画を…

高橋優はやっぱりフォークだった。

素晴らしき日常/高橋優 youtu.be AKB、ジャニーズ、SEKAI NO OWARI、 あるいはディズニー、プリクラ、SNOW... これらの共通項は「非現実感」。 現代にウケるのは、 「現実離れさせてくれる」 エンターテイメントである。 そんな中彼は、 現実すぎるメッセー…

これは菅田君の曲ではなく、やはり。

さよならエレジー/石崎ひゅーい youtu.be 2018年を色取った名曲。 元々石崎ひゅーいは大好きだったが、 ここまで化けるとは。 菅田君のみならず、 石崎本人にとっても、ステップアップの一曲だろう。 イントロのアコギストロークって一番かっこいいよね。

まわりはさすらわぬ人ばっかだから。

さすらい/奥田民生 youtu.be 大御所の大名曲。 さすらいの 道の途中で 会いたくなったらうたうよ 昔の歌を

震災後、平成最大のプロテストソング。

ずっとウソだった/斉藤和義 youtu.be 2011年、東日本大震災のすぐ直後、 福島で行われた伝説のライブを紹介したい。 東電北電、特定名をバリバリに使った 自身の「ずっと好きだった」のアレンジver。 やはりこれは痺れたし、 年々平和になっていくロックの…

現代に生き残る正統派Rock&Folk。

月光/斉藤和義 youtu.be 真っ直ぐで、ロックでフォーキーな彼のサウンドは デジタル、EDM全盛期の現在でも生き残ってる。 既に、ロックやフォークといった垣根を超えた、 普遍的な音楽の域にたどり着いているのかもしれない。 「やさしくなりたい」 「歌う…

魂を根底から振るわせるバンドは彼らしかいない。

らしさ/SUPER BEAVER youtu.be 最初のブレイクで、心がドキッとする。 変化が怖くて 変わらぬ日々も嫌いで 変わりたくて 変われなくて。

曲名長すぎ。バンド名短すぎ。

舞台の幽暗に潜む『恩寵』は、躬を顫わす律動を媒介に顕現する。/te' youtu.be この人たちの曲名をしっかり覚えている人はどれくらいいるのだろうか。 曲自体はバチバチにカッチョいいんだけど、 歌詞もないし、曲名は覚えられる気配すらしない。 しかし、…

ACIDMANに泣かされる。

造花が笑う/ACIDMAN youtu.be ACIDMANのデビューシングル。 この男、リッケンバッカーが似合いすぎてるぜ。 味気ない花の色に染められた あの人の眼には何が映るだろう 本物の悲しみを背負っているから こんな歌詞が書けるんだろうなぁ。

2020年もこのバンドは熱い曲を出してきた。

She knows/VELTPUNCH youtu.be VELTPUNCHの新曲が公開された。 ヘヴィーなリフやギターソロ、 そして豊かな展開力は今年も健在だ。 VELTPUNCHはギターに目が行きがちだが、 全ての雰囲気を出している要因はドラムである。 わかりやすいノリやすい、かつロッ…

心地よいピアノバンド、見つけた。

春を忘れても/アイビーカラー youtu.be ピアノとアコギのサウンドが心地よい。 シンガーソングライター系列にこういったサウンドを奏でている層は 一定数いそうだが、 バンドという形態でこれを見せてくれるのは、 思えばそう多くはないのではないだろうか…

歪んだジャガーのアルペジオが堪らない。

ウーロンハイと春に/osage youtu.be 歪んだジャガーのアルペジオが堪らない。 この一言に尽きる。 と、思えば、轟音。 と、思えば、アコギ。 ギターだけで、様々なアプローチがこの一曲で楽しめる。 ルーツから辿ってみたくなるバンド。

言葉の力で近くに語りかけてくる。

キンモクセイ/オレンジスパイニクラブ youtu.be 昔のフォークソング、GSのような手口で 想いを伝えてくる。 詰まったメロディで優しく包んでくれるのが 好みな方々には、どハマりするバンドであろう。 ドラムも抑えめ、ギターの音色も美しく、 とても聴きや…