2021年は音楽の年になる。
2020年。新型コロナウイルス大爆発。
それに伴い、数々の音楽イベントは根こそぎ皆、中止。
それだけに留まらず、
無数のライブハウスが経営破綻、閉店に追い込まれている。
既に売れているミュージシャンたちは、演奏できる機会が全て奪われた。
ライブハウスが潰れ、育ち盛りの若いバンドマン達もみな、芽を摘まれたに等しい。
メディアのみならず一般企業にもコロナの影響は計り知れないが、
やはり音楽業界は一番大きな損害を受けた業界の一つであろう。
しかし、
2021年は音楽の年になる。
私はそう予想している。
というのも、
全てのイベントが中止になったということは、
本番はもちろん、それに伴うリハーサル、物販販売のMtg、その他諸々の時間が
ごっそり浮いたということだからだ。
ミュージシャン達は、その時間のほとんどを新たな生産、つまり曲作りに勤しんでいる
事だろう。
私自身も4月はほとんどが「お家時間」であったが、
その間に書きためた曲が20曲前後にまでのぼる。
さらに曲作りのみならず、音楽理論をもう一度復習したり、
クラシックやジャズの理論も少しかじったり、
音楽活動に付随する広告関係についても勉強したりして、
充実した「お家時間」を過ごしていた。
1、2ヶ月のこの空白期間。
普段はリハーサルや他のアーティスト活動と並行して進めなければならない作曲を、
今はそれだけに集中して取り組める。
コロナが収まった後にレコーディングされる曲達は、さぞ名曲揃いに違いない。
「コロナ以後の音楽」に、高い期待を寄せて、
今日も「お家時間」を過ごそうと思う。
来る2021年、
音楽は、爆発する。