ナナメから直視する。

フォーク/ロックシンガー ナナメ/nanameの思想と音楽を素直なままに吐き出すブログです。

反韓・反中について。−永遠平和のために

近年特に、日本人の間で反韓、反中思想が表面化されてきていると思うのは私だけではないだろう。

SNSの広まりとともに手に入る情報量が圧倒的に増え、

また一般人でも簡単に自身の思想を表現できるようになった事がその要因だろうか。

 

韓国側の反日感情も、(一部だとしても)非常に高いように思える。

スポーツ大会に政治的感情を持ってきたり、

日の丸を踏みつけたり、

慰安婦問題を中心に両国の間に意見の食い違いが生じていたり。

 

日中問題も課題が山積みだ。

やはりまずは領土問題。

あるいは米中関係。

さらには爆買い。最近は土地まで爆買いされるようになっている。

そこに一連のコロナ対応に関する不信感も相まって、まさに現在、日本人の反中感情

高まっている一方であるように見える。

 

 

彼らは、自身の正義を担保するためによく歴史を話題にする。

日本人は朝鮮人慰安婦にしていた。

日中戦争時の日本人による虐殺行為。

 

 

日本人はそれをお門違いだと断言する。

実際、国際的には慰安婦問題は既に解決している問題であるという見方が妥当だろう。

日中戦争についても、事実との相違がよく話題に上がる。

 

 

当然、自分の国を散々罵倒されて、いい気持ちのする日本人はいない。

韓国は、中国は、「間違っているのに」、自身の正当性を主張して向こうから日本を嫌いになっている。

そんな国は信用できないし、仲良くしようとも思わない。

これが日本人の本音だ。

 

 

しかし、日本人よ。

 

 

それで、いいのだろうか。

 

それは、良いのだろうか。あるいは、善いのだろうか。

 

 

確かに、非常に腹が立つのはわかる。

 

一方的な正義を振りかざされるのも、もう御免だ。

 

 

しかし、そこでこちらも嫌悪を示し、関係を遮断し...

 

それは、「人間として」為すべき行為なのだろうか。

 

 

両国の関係改善のため、

そしてその先の永遠平和のため、

理性的存在である人間として、秩序高い日本人として、

中韓を「受け入れるべき」ではないだろうか。

このまま関係が悪化すれば最悪戦争に発展する。

戦争まで行かなくても、経済でも政治でも、隣国でありながら常にギスギスした関係が続く。

それは、理性的である人間が望むべき未来ではない。

 

大人になろう。

 

どちらが間違っているか、それは史実か、

 

そんな過去の話ではなく、ともにどうやって美しい未来を作っていくか、それを話し合おう。

 

日本は韓国人女性を慰安婦にしていたかもしれない。

日中戦争で酷い殺しをしていたかもしれない。

 

一方で、韓国だって中国だって、歴史を見れば非道徳的な行為をしていた側面もあるだろう。

 

 

しかし、それらは全て過去である。

 

過去は大いに反省すべきだ。

二度と慰安婦など作ってはならないし、人を殺すなんてもってのほかだ。

それは、本当に大反省。

 

しかし、過去が未来を邪魔してはならない。

 

 

コロナの影響で、国際問題もピリピリしている。

この騒ぎのなか、こっそりと他の国の領土を侵略したり、

核兵器を造ったりしている国もあるらしい?

 

 

非常事態だからこそ、

今をどう乗り越えるか、どのような未来を作っていくか、

それを地球人全員で、手を取り合って考えなくてはならない。

 

永遠平和のために。

 

 

ナナメ/naname