ナナメから直視する。

フォーク/ロックシンガー ナナメ/nanameの思想と音楽を素直なままに吐き出すブログです。

僕を忘れた頃に、君を忘れられない。

春だったね/吉田拓郎

 

youtu.be

 

最近のビックバンドな拓郎も好き。

 

拓郎は真っ直ぐに心情を伝えることが得意だけれど、

この歌は日本的フォーク的な儚さ全面の曲。

 

「春だったね」

「春だったね」

ときて、

一番最後が「春だったんだね」。

 

このうまさ、切なさ。

 

 

 

僕を忘れた頃に

君を忘れられない  

そんな僕の手紙がつく

 

くもりガラスの窓をたたいて

君の時計をとめてみたい

あゝ僕の時計はあの時のまま

風に吹きあげられたほこりの中

二人の声も消えてしまった

あゝ あれは春だったね

 

僕が思い出になる頃に

君を思い出にできない

そんな僕の手紙がつく

 

風に揺れるタンポポをそえて

君の涙をふいてあげたい

あゝ僕の涙はあの時のまま

広い河原の土手の上を

ふり返りながら走った

あゝ あれは春だったね

 

僕を忘れた頃に

君を忘れられない

そんな僕の手紙がつく

 

くもりガラスの窓をたたいて

君の時計をとめてみたい

あゝ僕の時計はあの時のまま

風に吹きあげられたほこりの中

二人の声も消えてしまった

あゝ あれは春だったんだね