ナナメから直視する。

フォーク/ロックシンガー ナナメ/nanameの思想と音楽を素直なままに吐き出すブログです。

2020-05-14から1日間の記事一覧

敗北からの慰めは、命すらも救う。

海と花束/きのこ帝国 youtu.be ロックの本質は、弱虫であることだ。 負け犬であることだ。 だからこそ、生きるのに悩む人が、 みな、ロックの虜になっていく。 自身の精神を、救ってくれるから。 敗北の味を知っているバンドが大好きだ。 はしゃいで踊って…

不自由であることを誇れるだろうか。

スクールフィクション/きのこ帝国 youtu.be 最後の「生きろ」で、全てが解き放たれる。 個人的な話になるが、大学4年間はずっとこの曲に救われてきた。 とても大切な歌だからこそ、下手な解説はせずに、 ただただ、歌詞を見て欲しい。 過ぎゆく日々のなか…

最初の一文で心がグサグサになる。

ささやかなこの人生/風 youtu.be 「花びらが散ったあとの 桜がとても冷たくされるように 誰にも心の片隅に 見せたくはないものがあるよね」 音楽は、リスナーの心を刺した者勝ちです。 その意味では、一発で仕留められた。 作詞者・伊勢正三さんは、本当に…

22歳のうちに、この曲を紹介しなくては。

22歳の別れ/風 youtu.be 神田川に引き続き、またもや昭和フォークの大名曲。 今でもご活躍されている、伊勢正三さんのバンドです。 1975年、発売。 昭和のラブソングは深い歌が多くて心に刺さりまくります。 バンド名「風」も、個人的にはとても好きです。 …

最近のラブソングはどうもしっくりこない。

神田川/かぐや姫 youtu.be 昭和フォークの大名曲。 最近のラブソングの特徴として、 誰しもに当てはまる普遍的な愛を歌うのではなく、 他愛のない日常の風景一つを取り上げる、ということが言えると思う。 昔の曲はもっと、愛の本質に迫る曲が多かった。 「…