ナナメから直視する。

フォーク/ロックシンガー ナナメ/nanameの思想と音楽を素直なままに吐き出すブログです。

サポートメンバーが豪華すぎる。

恋/星野源

 

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良いアーティストには良いサポートがつくのは当たり前のことかもしれないが、

こんなに厚いメンバーに囲まれたら、

星野源本人がいなくてもライブ行っちゃうよ。

 

東京事変長岡亮介

OKAMOTO'Sのハマ・オカモト

凛として時雨ピエール中野

そしてフォーク、ポップ界の超大御所、山田カースケさん。

 

こんなビッグすぎるサポートって、、、

星野源って本当にすごいんだな。

 

 

 

 

唄 星野源

作詞 星野源

作曲 星野源

 

営みの

街が暮れたら色めき

風たちは運ぶわ

カラスと人々の群れ

 

意味なんか

ないさ暮らしがあるだけ

ただ腹を空かせて

君の元へ帰るんだ

 

物心ついたらふと

見上げて思うことが

この世にいる誰も

二人から

 

胸の中にあるもの

いつか見えなくなるもの

それは側にいること

いつも思い出して

君の中にあるもの

距離の中にある鼓動

恋をしたの貴方の

指の混ざり 頬の香り

夫婦を超えてゆけ

 

みにくいと

秘めた想いは色づき

白鳥は運ぶわ

当たり前を変えながら

 

恋せずにいられないな

似た顔も虚構にも

愛が生まれるのは

一人から

 

胸の中にあるもの

いつか見えなくなるもの

それは側にいること

いつも思い出して

君の中にあるもの

距離の中にある鼓動

恋をしたの貴方の

指の混ざり 頬の香り

夫婦を超えてゆけ

 

泣き顔も 黙る夜も 揺れる笑顔も

いつまでも いつまでも

 

胸の中にあるもの

いつか見えなくなるもの

それは側にいること

いつも思い出して

君の中にあるもの

距離の中にある鼓動

恋をしたの貴方の

指の混ざり 頬の香り

夫婦を超えてゆけ

二人を超えてゆけ

一人を超えてゆけ

それぞれが上手すぎる。

オリオンをなぞるUNISON SQUARE GARDEN

 

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ニゾンはライブで本領発揮する。

 

なんて言ったって、メンバー一人ひとりの技術が桁違いだからだ。

ポップな曲構成、練られたコード進行もさることながら、

こんなにも安定した演奏力はなかなかいないだろう。

 

ギターのクランチ気味な音色も気持ちいい。

 

でも、作曲してんの田淵さん(Ba)なんだよね。

結構意外。

 

 

 

オリオンをなぞる

 

歌手 UNISON SQUARE GARDEN

作詞 田淵智也

作曲 田淵智也

 

ごきげんよう どうかしたんだろ? 顔を見れば一瞬でわかるよ

千里眼千里眼? めっそうないです

 

退屈ガール 恵まれたいのかい 判定は審議の連続で

ヴィーナスサステイン 踊る街並み

 

Perfectly, Euphoria

 

何でもないような言葉で泣いたりするし

ほら 僕達なんて十分適度にドラマチックさ 軽くスーパースター

 

オリオンをなぞる こんな深い夜

つながりたい 離されたい つまり半信半疑あっちこっち

新未来を願う 空前絶後

言葉がもし、もし紡げるなら 時間が止まるよ

 

「ココデオワルハズガナイノニ」

 

最新の技術に関した盛大な発表に乾杯

千里眼千里眼? 今はなんとも

 

退屈ガール 歌を歌うのかい オーディエンスは至って居なくてもいい

ヴィーナスサステイン 確かな感動

 

Perfectly, Euphoria

 

切っても切れないんだ いい加減そろそろわかってよ

さあ 右手を伸ばして 暗い闇の底 お宝の探し 軽くテンション MAX

 

最後に笑えるぐらいの青春を

夢を見て 恋をして あきれ返るような日々を謳う

ナイフを持つ その、本当の意味が

あなたにもし、もしわかるのなら すごく嬉しいんだ

 

何度よろけて 倒れたとしても

さっき立ってたんだし 立てないわけがないよ

光る声は 軽くなって 宙に浮いて なるべくって 遠くへ

 

オリオンをなぞる こんな深い夜

つながりたい 離されたい つまり半信半疑あっちこっち

新未来を願う 空前絶後

言葉がもし、もし紡げるなら 時間が止まるよ

 

オリオンをなぞる こんな深い夜に

僕がいて あなたがいて それだけで 十分かな

新未来を願う 空前絶後

言葉がもし、もし紡げるなら 一緒に飛ばそうよ

 

昨日までをちゃんと愛して 見たことない景色を見るよ

「ココデオワルハズガナイノニ」

『実存』

実存/ナナメ/naname

 

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先日リリースした1st Full Album『ロカンタン』の表題曲、『実存』です。

表題は『ロカンタン』じゃねぇか、というツッコミがほとんどだと思いますが、

このアルバムは哲学者J・P・サルトルの思想に大きな影響を受けている作品でして。

ちょっとその話から。

 

 

サルトルは、20世紀フランスの哲学者。

実存主義哲学」を提唱した人として現代哲学史に名を刻んだ思想家です。

 

実存主義」とは、簡単に言えば、

椅子は座るために存在し、

ハサミはものを切るために存在するが、

人間には、そうした生まれながらの役割(本質)が確定していない。

人間は本質を欠いたままこの世に生を受けこの世を生きていくのである。

という思想。

 

そしてその上で、

「今、ここに、存在する私」に重きを置いて、

自らが主体的にその本質を作っていく。

と、議論が進められる。

本質が確定していないということは、自由を与えられているに等しいのだ。

 

しかし、自由というのは残酷である。

サルトルは自由を悲観的に捉える。

なぜなら、人間が悩むのは、自由があるからだ。

最初から自分の役割や使命がはっきりとわかっていて、

それに従いさえすれば良いのなら、人は悩んだりなんてしない。

 

 

サルトルはこのような思想を一冊の小説にまとめた。

『嘔吐』と名付けられたその本は、ノーベル文学賞を受賞した。(サルトルは受賞を辞退)

そして、その小説『嘔吐』の主人公の名前が、「ロカンタン」である。

 

だから、『ロカンタン』の表題は、「実存」なの。

 

 

 

 

じゃあ、本質の決まっていない我々人間は、

どう生きればいいんだろう。

 

何も決まっていないんだから、どこに進めばいいか、

どこの道が正しいのか、

なんて、はじめからない。

 

 

 

過去を振り返ってみると、それはそれは、あたたかいものだった。

ただただ、人生を駆け回っていた。

何も、心配せずに。

 

「裸足で駆け出した夏

 木漏れ日さえ優しくて」

 

 

しかし人は大人になる。

世界を知る。

自分はまだ、木漏れ日の美しさの中にいたいのに、

 

「自分を写した影が

 闇に溶けてゆく」

 

 

 

青、とは、「青春」のこと。

「夜風と共に舞い踊っていた」煌びやかな青春は、

「夢にまで見る」ほど憧れていたものだった。

確かに私は、幸せに包まれていた。

 

しかし、そんな幸せは束の間、

「掌の上を転げ」落ちていく。

 

星、は煌びやかなものの象徴。

針、は時間。

それらは限りあるもので、

次第に消えていく。

 

「星」「針」の中で、

私は「微笑んで」いた。

 

 

もう時は過ぎた。

「青」は終わる。

 

二度と戻ることのない「青」

その幸せを忘れないよう、

そしてそれらと共に生きていくため、

私は「心を抱く」。

 

 

 

 

「実存」していた日々は終わる。

しかし私はまだ「存在」している。

 

裸足で駆け出した夏は過ぎて、

 

これからどう「実存」を見つけていけばいいのだろう。

 

 

歌詞

 

実存

 

花が咲く 人が在る

気づく頃には終わってる

花は散る 人は死ぬ

川は流れるようだ

 

裸足で駆け出した夏

木漏れ日さえ優しくて

己を写した影が

闇に溶けてゆく

 

夜風と舞い踊る

夢にまで見た青 掌の上

転げるようだ

艶やかな日々たち

限りある星 針

微笑みの中

心を抱いて

 

似ても似つかぬテーゼ

返り戻る村時雨

翼を広げた波が

闇にこだまする

 

夜風は舞い上がる

夢になりきる青 橘の上

留まるようだ

艶やかな日々たち

限りない星 針

まどろみの中

心を抱いて

 

夜風と舞い踊る

夢にまで見た青 掌の上

転げるようだ

艶やかな日々たち

限りある星 針

微笑みの中

心を抱いて

 

 

big-up.style

 

 

 

 

 

 

北欧からまた良きバンドを発見した。

The Masquerade / Eclipse

 

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調べてみたら、出ましたまた北欧。

スウェーデンストックホルム出身のバンドらしいですね。

 

2020年4月に来日も予定されていましたが、

コロナウイルスの蔓延により中止。

 

是非ともまた、日本で見たいものです。

 

このバンドはちょっとまだ詳しくないので、

勉強次第、追記いたします。

 

しかしこの手のハードロック、大好きだなぁ。

アメリカ最新のフォークロック。

Gloria / The Limuneers

 

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アメリカの最新フォークロックバンド、The Lumineers。

日本にも、フジロック2019で来てくれましたね。

 

会場のファンたちの感想を見ても、

日本でも上々なようで。

 

平和な中にもメッセージ性を強く持つこのバンドは、

まさにフォーキーな精神を受け継いでいるロックで、

時代を越えて愛されていくバンドになるんじゃないかと予想している。

 

しかしアメリカ本国の反応はどうなんだろう。

今の時代でもこのような古い音楽がちゃんと受け入れられているのかなぁ。

もしそうなら、心が弾むね。

 

 

何度聞いても飽きないプログレの王者。

No Oppotunity Necessary, No Experience Needed / YES

 

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2017年、「ロックの殿堂」入り。

まぁ業績からしたら当たり前だけど。

1985年にはグラミー賞も受賞している。

 

キング・クリムゾン

ピンク・フロイド

EL&Pと共に、「プログレ四天王」と呼ばれる彼らは、

複雑怪奇な楽曲構成と神秘的な歌詞が猟奇的である。

 

今回はNo Oppotunity Necessary, No Experience Neededを紹介したが、

他にも名曲は山ほどあるし、

制作時期によってメンバーも楽曲の色も全く違うので、

digっていてこれほど楽しいバンドはないと思う。

是非とも、さらに調べることを強くお勧めする。

 

 

このPV、今の時代じゃ絶対作れないよね。

 

 

 

No Opportunity Necessary, No Experience Needed / チャンスも経験もいらない

 

アーティスト Yes

作詞 Richie Havens

作曲 Richie Havens

 

Step out in the night

When you're lonely

Listen for the sounds

That your ears don't hear.

I know your cross is heavier

With every step, every step

But I know a man

Who'd walk miles for you.

 

Stop! stay where you are.

Take a look at yourself.

Take a good look at yourself.

Can't tell your mama,

She'd only tell you

That she told you so,

The life you're leading

She won't believe

The real trick of life we all know.

 

Dawn turns to day

And the dawning

Daytime Nighttime

And we still can't see

Why must we wait

Until the morning light

To wake up and be

To wake up and be

To wake up and be

To wake up and be.

この手のハードロックはやはり泣かせてくる。

Wait For You / Stone Broken 

 

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Nickelbackみを感じる、Stone Broken。

日本人にはまだあまり馴染みがないかもしれないこのバンド。

wikiも英語版しかなさそうだしね。

 

Stone Brokenは各楽器のバランスが素晴らしい。

MIXも、きっとバンドの理想通りなんだと思う。

バスもスネアもすごく気持ちいいし、

BaもGtもしっかりと欲しい音域を埋めている。

Voの声質も非常にセンシティブ。

 

今後注目のバンドであることは間違いない。

早く来日しないかなぁ。